おんどとり RTR500B

Bluetooth対応 ワイヤレスデータロガー

記録データをFTPまたはHTTP通信でサーバへ自動送信

RTR500Bシリーズは、ワイヤレスな "おんどとり" のコンセプトは継承しつつ使いやすさと安全性の向上を実現しました。
従来のRTR-500シリーズとの互換性も備えています。
子機設定に際しては、Bluetooth機能を利用することで更に使いやすくなりました。
また、インターネットを介して遠隔地から設置場所の温度・湿度・流量やCO2等の現在値をモニタリングしたり、測定値をファイル保存することも可能です。

おんどとり RTR500Bシリーズ 子機とデータ収集機・中継機

2020年10月発売のRTR500Bシリーズは、多様な項目を測定記録する子機と、記録データを無線で自動収集する親機とで構成される、ワイヤレスデータロガーのシリーズです。
障害物に強く広範囲に届く無線通信により、様々な環境でのデータ収集を可能にします。
データ転送方法の異なる親機と、温度・湿度をはじめ電圧・4-20mA・パルスの計測に対応した豊富な子機のラインナップ。
親機は、無線LAN/有線LAN接続でクラウドにデータを共有するRTR500BW、USB接続でパソコンに直接データ収集可能なRTR500BC、携帯電話回線でデータ転送するRTR500BM、ポータブルタイプのRTR-500DCからお選びいただけます。
旧RTR-500シリーズとの互換性を備えつつ、よりセキュアな通信方式であるHTTPSや、スマートフォンアプリやクラウドからのPCレスな機器設定に対応しました。

安心のHTTPS対応

データロガー（子機）から収集した測定データは、収集機（RTR500BW/RTR500BM）とサーバとの通信方式をHTTPSに刷新しました。
従来の通信に比べてより安全にデータの通信ができます。

スマホを利用したスマートな設定

スマートフォンで親機、子機および中継機の設定ができる「T&D 500B Utility」はRTR500BW用設定アプリです。
近くではBluetooth通信、遠隔地ではクラウドサービス「おんどとり Web Storage」を介して設定することができます。
また、Windowsベースでは「RTR500BW for Windows」を利用することができます。

おんどとり RTR500Bシリーズ子機のラインナップ

RTR501B/501BL	RTR502B/502BL	RTR503B/503BL	RTR507B/507BL

その他測定子機のラインナップ

熱電対・電圧・パルス・4-20mA	温湿度・照度・紫外線	温湿度・Co2濃度	他のモデル

RTR501B（温度センサー内蔵）　価格と商品概要

[RTR501B + 校正証明書]

【 商品概要 】 ■ 測定：温度 1チャンネル ■ センサー：サーミスタ　（内蔵） ■ 電源：リチウム電池（LS14250）×1本 ■ 通信：特定小電力無線（約150m）、光通信、Bluetooth4.2（Low Energy） ■ データ記憶容量：16,000個 ■ 校正試験（トレーサビリティ）が受けられます（有料) 　　 ＞ この機器の使用事例をみる 　　 ※　下記いずれかのデータ収集機が別途必要となります

RTR501BL（温度センサー内蔵・大容量バッテリ搭載）　価格と商品概要

[RTR501BL + 校正証明書]

【 商品概要 】 ■ 測定：温度 1チャンネル ■ センサー：サーミスタ　（内蔵） ■ 電源：リチウム電池（LS26500）×1本（大容量バッテリ） ■ 通信：特定小電力無線（約150m）、光通信、Bluetooth4.2（Low Energy） ■ データ記憶容量：16,000個 ■ 校正試験（トレーサビリティ）が受けられます（有料) 　　 ＞ この機器の使用事例をみる ※　下記いずれかのデータ収集機が別途必要となります

RTR502B（温度センサー外付け）　価格と商品概要

[RTR502B + 校正証明書]

【 商品概要 】 ■ 測定：温度 1チャンネル ■ センサー：サーミスタ　（外付け） ■ 電源：リチウム電池（LS14250）×1本 ■ 通信：特定小電力無線（約150m）、光通信、Bluetooth4.2（Low Energy） ■ データ記憶容量：16,000個 ■ 校正試験（トレーサビリティ）が受けられます（有料) 　　 この機器の使用事例をみる 　　＞　水温/電源管理 　　＞　冷蔵・冷凍庫の温度管理 　　＞　薬品庫温度/室温湿度管理 ※　下記いずれかのデータ収集機が別途必要となります

RTR502BL（温度センサー外付け・大容量バッテリ搭載）　価格と商品概要

[RTR502BL + 校正証明書]

【 商品概要 】 ■ 測定：温度 1チャンネル ■ センサー：サーミスタ　（外付け） ■ 電源：リチウム電池（LS26500）×1本（大容量バッテリ） ■ 通信：特定小電力無線（約150m）、光通信、Bluetooth4.2（Low Energy） ■ データ記憶容量：16,000個 ■ 校正試験（トレーサビリティ）が受けられます（有料) 　　 この機器の使用事例をみる 　　＞　水温/電源管理 　　＞　冷蔵・冷凍庫の温度管理 　　＞　薬品庫温度/室温湿度管理 ※　下記いずれかのデータ収集機が別途必要となります

RTR503B（温湿度センサー外付け）　価格と商品概要

[RTR503B + 校正証明書]

【 商品概要 】 ■ 測定：温度・湿度 各1チャンネル ■ センサー：温湿度センサ TR-3310 ■ 電源：リチウム電池（LS14250）×1本 ■ 通信：特定小電力無線（約150m）、光通信、Bluetooth4.2（Low Energy） ■ データ記憶容量：8,000個 × 2チャンネル ■ 校正試験（トレーサビリティ）が受けられます（有料) 　　 この機器の使用事例をみる 　　＞　文化財の温湿度照度管理 　　＞　薬品庫温度/室温湿度管理 ※　下記いずれかのデータ収集機が別途必要となります

RTR503BL（温湿度センサー外付け・大容量バッテリ搭載）　　価格と商品概要

[RTR503BL + 校正証明書]

【 商品概要 】 ■ 測定：温度・湿度 各1チャンネル ■ センサー：温湿度センサ TR-3310 ■ 電源：リチウム電池（LS26500）×1本（大容量バッテリ） ■ 通信：特定小電力無線（約150m）、光通信、Bluetooth4.2（Low Energy） ■ データ記憶容量：8,000個 × 2チャンネル 　　 ■ 校正試験（トレーサビリティ）が受けられます（有料) 　　 この機器の使用事例をみる 　　＞　文化財の温湿度照度管理 　　＞　薬品庫温度/室温湿度管理 ※　下記いずれかのデータ収集機が別途必要となります

RTR507B（高精度 温湿度センサー）　価格と商品概要

[RTR507B + 校正証明書]

【 商品概要 】 ■ 測定：温度・湿度 各1チャンネル ■ センサー：高精度温湿度センサ (SHB-3101) ■ 電源：リチウム電池（LS14250）×1本 ■ 通信：特定小電力無線（約150m）、光通信、Bluetooth4.2（Low Energy） ■ データ記憶容量：8,000個 × 2チャンネル ■ 校正試験（トレーサビリティ）が受けられます（有料) 　　 この機器の使用事例をみる 　　＞　植物園の温湿度照度UV管理 　　＞　薬品庫温度/室温湿度管理 ※　下記いずれかのデータ収集機が別途必要となります

RTR507BL（高精度 温湿度センサー・大容量バッテリ搭載）　価格と商品概要

[RTR507BL + 校正証明書]

【 商品概要 】 ■ 測定：温度・湿度 各1チャンネル ■ センサー：高精度温湿度センサ (SHB-3101) ■ 電源：リチウム電池（LS26500）×1本（大容量バッテリ） ■ 通信：特定小電力無線（約150m）、光通信、Bluetooth4.2（Low Energy） ■ データ記憶容量：8,000個 × 2チャンネル ■ 校正試験（トレーサビリティ）が受けられます（有料) 　　 この機器の使用事例をみる 　　＞　植物園の温湿度照度UV管理 　　＞　薬品庫温度/室温湿度管理 ※　下記いずれかのデータ収集機が別途必要となります

＜ RTR500Bシリーズの機能概要 ＞

アプリ・遠隔地からの設定が可能

今までのRTR-500シリーズでは子機の登録時や一部の設定項目の変更時に、親機をパソコンにUSB接続する必要がありました。
新しいRTR500Bシリーズでは、モバイルアプリやクラウドからワイヤレスで各種登録・設定の変更ができます。 記録間隔や警報などの細かい調整が、これまでになく楽になりました。
スマートフォン用の専用アプリで親機や子機の登録・設定が簡単にできます。
Bluetoothによる機器との直接通信、またはクラウド経由でワイヤレスに各種設定変更が可能。
初回設定時のウィザード機能や無線ルートのサジェスト機能でワイヤレスネットワークの構築が今までになく簡単になりました。

スマホのアプリケーションは、ご使用のタイプにより各々ダウンロードしてご利用ください。

おんどとりのモデルによるセンサーの違い

本体は日常生活防水仕様のため、多湿環境下での使用も可能です。　ただし、温湿度センサは防水仕様ではないので、結露・水濡れにご注意ください。

アジャストメント機能　（測定値の調整）

予め補正値を入力することにより、補正された温度で表示・記録できるアジャストメント機能が付いています。
調整方法には、『1点で調整』と『2点で調整』の2つの方法があります。

■　1点調整：すべての測定値に対して同じオフセットで調整を行う場合に使用します。
■　2点調整：広い範囲に対して調整を行う場合や、1点調整では対応できない場合に使用します。

測定値の調整には、メーカー提供の補正機能ツールをご利用ください。

※ アジャストメント設定を行った場合でも、すべての測定範囲において測定値の精度が良くなることを保証するものではありません｡
また、アジャストメント設定時に接続していたセンサまたは入力モジュールを交換した場合は、再度設定が必要になります。

収集したデータはUSB、FTP/HTTP送信など多彩な方法で取込めます！

小型防水で測定・記録したデータをワイヤレス（特定小電力無線）で送ることができるデータロガーです。
（通信距離：見通しの良い直線で約150ｍ）
従来のRTR-500シリーズと比べ、Bluetooth通信機能が追加されています。
また、収集機との組み合わせ次第で、様々な方法でデータ収集することができます。

有償アプリとなりますが、弊社が開発した「おんどとり」を利用した環境モニタリングシステム（Smart e-Views）は、温度・湿度・粉じん・騒音をはじめ、各環境測定値をインターネットを利用して様々な形で提供します。　測定データは、お客様の専用サーバーまたは共有サーバーにて管理・運用することができます。
測定機器は、「おんどとり」シリーズ以外の機器でも「おんどとり」を介してデータ収集が可能です。　また、管理用パソコンがなくても、測定データをサーバーへ自動送信するシステムを構築できます。
詳細については、下記画像をクリックしてご覧ください。

気になる記録データ数と電池寿命

ワイヤレスデータロガーの記録データは、無線通信によって親機が吸い上げます。
設置環境により通信状態が悪い場合は、吸い上げ時間にも影響がでますが、全データでなく最終記録データから指定時間までの記録データを時間指定したり、指定個数分の記録データを吸い上げることも可能です。

いつでもどこでもデータの確認・管理ができます！

「 おんどとり 」をはじめとする株式会社ティアンドデイ社製データロガーの記録データをインターネット上で利用可能にする無償のクラウドサービスを「Web Storage」といいます。
取得したデータを 【 おんどとり Web Storage 】 に送信することで、遠隔地からのデータ確認・管理が容易に行えます。
インターネット接続できる環境からブラウザを使ってアクセスすることにより、保管されている記録データを、いつでもどこからでも取り出すことができます。
インターネットを介し記録データを共有するため、世界のどこからでもデータにアクセスすることができます。

※　旧RTR-500シリーズの親機で使用する場合は、親機のアップデートが必要です。

T&D おんどとり 特定小電力無線タイプ 製品のラインナップ

RTR501B／RTR501BL	＜Bluetooth通信・特定小電力無線＞　センサ内蔵の温度1CH（Lは大容量バッテリ搭載）
RTR502B／RTR502BL	＜Bluetooth通信・特定小電力無線＞　センサ外付けの温度1CH（Lは大容量バッテリ搭載）
RTR503B／RTR503BL	＜Bluetooth通信・特定小電力無線＞　センサ外付けの温度・湿度の2CH（Lは大容量バッテリ搭載）
RTR505B／RTR505BL	＜Bluetooth通信・特定小電力無線＞　外付けのアダプタにより測定項目が熱電対・電圧・パルス・4-20mA等に変わる
RTR507B／RTR507BL	＜Bluetooth通信・特定小電力無線＞　センサ外付けの温度・湿度の2CHで広範囲・高精度
RTR-574／RTR-574S	＜特定小電力無線＞　センサ外付けで温度・湿度とともに照度・紫外線を測定（Sは高精度）
RTR-576／RTR-576S	＜特定小電力無線＞　センサ外付けで温度・湿度とともにCo2濃度を測定（Sは高精度）
RTR-600シリーズ	＜特定小電力無線＞　食品中心温度測定でセンサ一体型と分離型があり、センサもショート・ロングを選択可能
ease	＜特定小電力無線＞　スタイリッシュで温度・湿度を手軽にモニタリング
RTR-500シリーズ	RTR500Bシリーズ発売前の旧タイプ（在庫に限りがありますのでお問合せください）